『鮭の遡上を見に行こう!』ということで、千葉県では難しいので栃木県に行ってきました。
※千葉県の川にも遡上するようですが、ニュースになるほど稀で数が少ないので、絶対見たい場合はあてになりません。
場所等
日にち:2018/11/3~4
場所:宮原青少年野外活動広場前の那珂川
宮原青少年野外活動広場(キャンプ場)
管理人不在、予約等も必要なし、無料です。
トイレ:仮設トイレ×2 (今回は増えていて ×4でした)
炊事場:水道×3
風呂・シャワー:なし
約9km(車で13分程)のところに烏山城温泉があります。
鮭の遡上
秋から冬にかけて、北海道や東北などの北日本の川に、サケが産卵のため遡上してきます。ご存知のように、利根川にも多くのサケが遡上します。
河口から遡上してきたサケは上流の産卵場所を目指します。そして、産卵場所にたどり着くと、メスは尾びれで川底の砂利を掘って産卵床を作り、2,500~3,000個もの卵を産みます。産卵後、メスは卵を自分の体でおおって守りますが、体力の消耗が激しく1週間前後でその生涯を終えるそうです。さて、ふ化したサケの稚魚は、卵に含まれる卵黄を吸収して水中に浮上し、活発に餌をとりながら海へ下ります。海へ下ったサケたちは、日本からはるか遠くのベーリング海からアラスカ湾までの広い海を大回遊しながら、どんどん成長していきます。大人のサケになるまで約1万キロメートルもの距離を回遊すると言われています。
そして、成熟期に近づくと、なんと不思議なことに自分の生まれた川を目指して泳ぎはじめます。どのようにして、サケたち広大な大海原のなかから古里の川を探し当てるのでしょうか。実は、詳しいことはまだわかっていません。そんなところがサケの神秘的なところなのかもしれませんね。
引用元:https://www.water.go.jp/kanto/tone/07sizenn_daisuki/01sake/sake1.html
産まれて川から海に出てから、4年後に戻ってくるそうですよ。
凄いですね、よくふるさとの川を探せるものです。
この写真には1匹写っています。
拡大
単独で泳いでいるのがいれば、2~3匹で一緒に泳いでいるのまでいました。
2年前にみに来た時に聞いたおじさんの受け売りですが、メスはこの砂利を腹で押しのけて卵を産むそうです。そしてオスが「卵に放精する」そうです。
この藻がとれた場所がそうみたいです。本当に浅いところで産卵するんですね。
産卵後に力尽きた鮭たち
↑子どもたち、なにやら騒いでいます!
い、いくら!!
まだお腹に残っていたんですね。
新鮮なら食べたいけど…やめときました(笑)
近くにいた鮭を捕まえてみました。
(もちろん、みんなで観察した後に逃がしましたよ)
きっと、役目を終えて力尽きる前の鮭でしょう。
周囲にも声をかけたので、子どもだけで11人いたかな。
いい経験になったでしょうね。
私が初めて鮭の遡上を見たのは44歳でしたから、羨ましい限りです。
周辺
烏山城温泉
10:00~23:00(最終入館22:30)
大人500円 小人(小学生)250円
スーパー ベイシア烏山点
キャンプ場から車で数分のところにある大型スーパー。
食材は全てこちらで揃います。
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